心理学にフロイト主義なるものがあるのか?フロイト評論?/銀馬車でこい
 
現在の日本の心理学においては、フロイトの地位がやはり大きすぎる点について、心理学の興味的な追求の或る人間として、批評を許して頂きたいと思う。当時オーストリアハプスブルク帝国に活動拠点を置いたフロイトについては、様々な言論を許すべき存在ではあることは、間違いない。弟1点、フロイトの成立させた「精神分析」は歴史的否定的な影響を免れない。第2点、性欲を語ることに意味があるのか。以上の2点について,あえて事実的に,批判展開をさせて頂く。

第一に、ジグムント・フロイトはウィーンを拠点にし、当時としては、多くの戦争と大乱を引きずり続けたオーストリア・ハプスブルグ帝国末期において、主な著作「夢判断
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