ガリレオの星/梅昆布茶
ころに刻みながら生きて行く
池袋の鶏ガラ豚骨ラーメン店のボブさんは関西弁で優しい人
渋谷の社員さんの上高地さんはちょうど息子ぐらいの歳で
いろいろ注文の多いだけの若造と想っていたがちょっと違った人だった
いつも自分という観念になじめないでいる
80億の(間違ってたら御免)細胞と腸内細菌とか
皮膚に滞在する微細なすべてがで共生する不思議なあたりまえ
今日も予算委員会は紛糾している
たぶんガリレオは嗤わない
天動説と神学が等速力で通過する踏切があくまで
ガリレオの星を探して星座のよるをさまよう
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