畏敬する詩人達へ/梅昆布茶
 
番好きであろうと
乱雑かつ静謐な
冷酷で愛に充ちた

羽根をもたない
天使達かもしれないなんて
誤解してしまうこと
そういった自由をせめて許して欲しいと
おもうことを

その許しを
誰かに乞いたいと想うほどなのだ

おやじも韻を踏む季節
詩人たちの尻尾に触れたような
気がするやわらかな夜に
そんなことをおもう


















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