Holiday/梅昆布茶
 
とに整理序列をつけることで
かろうじて生きているのかもしれないとおもう

絵画は自由だともおもう
語彙を抽出せずとも形と色で表現できる

味覚も聴覚も
臭覚さえあるいは皮膚感覚も

すべてが現在の自分という
ちょっと曖昧なでも拒否することもできない
存在がかかえる大切な荷物なのかもしれないと思う

論理的な言葉だけではたぶん生きて行けないので
いつも君の言葉がすきになってしまう

言葉と言葉のすきまで
本当の表現を模索するひと
それが詩人なのかもしれません

日本中のセブンイレブンで
同じ味の食品が買える
なんて素敵なことかともおもう

休みの日
上野の国宝展にも行かず
ドアーズのグローリアを聴いている

ジムモリソンとか尾崎豊なんて
やつらの表現につきあうことが
けっこう楽しいのです

パワーなんていりません
必要なのは認識です

眼に見えないつまずきはいつも用意されています

僕はセットされます
いつもの日常に

それもとても素敵なことです

休みの日うだうだ家にいるのが
すきなんです



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