リゾット/梅昆布茶
街が饒舌な無意味で錯乱しているように
天使たちの尻尾がつかまらないままに浮遊している
あり得ないものを対比することに慣れてしまわないように
日々を煮詰めて抽出する
自分の組み立ての順序を考え始める
どうやらプラスチックモデルでもなさそうだが
不器用な部品の集積だとも想う
この世に仮寓するいのちの一つに列なる
繋がっているのならば返せない分せめて感謝ぐらいはしようか
今日の朝はどこにつながるのか考えてみる
単純に明日でもなさそうだが
特別なところへつながるパイプがぼくのなかに張り巡らされている
撓み捻れながらどこかへ何かを供給しているのだろう
時系列
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