イヤリング/
たまのす
何も知らないように
素顔のままあなたは私の前を通り過ぎた
見れなかった
見ずにいられなかった
午後三時のやわらかな窓辺で
小さな小さなオレンジ色の
イヤリングがちらりと光った
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