現代詩キラー/左屋百色
て感じで置かれているね、
ぼくの身になってみろよ!
もうね、自分で言うのも何だけどね、
面白いんですよ、ぼくは。
難しいとか読んでて疲れるとか
そんな事をだね、つべこべ言わずにだね
ちゃんと読んでほしいんですよ!
だからね、
(読めない漢字使って気取ってんじゃねぇ
(孤独なふりすんじゃねぇ
(とにかく暗いんだよ、お前は
とかさ、もうやめてくんないかな。
偏見ですから、ぼくね、面白いですから、
この前もね、友達の叙情詩とさ
お茶しに行った時にね
彼、嘆いてたよ。
もうお互い悩んでばっかり。
こんな事言うとさ、また誰かがさ
(悩んで文学気取ってんじゃねぇよ!
(か
[次のページ]
戻る 編 削 Point(8)