悪夢/……とある蛙
 




さらに大きなファンファーレ

頭上を覆う大きな黒い鳥
よく見れば
黒猫の顔をした大きな鴉

連れてってやるよ結末に

鴉は薄ら笑いを浮かべて
大きな口で俺を咥えるのだった。

そのまま暗転

同時に昔が現れる
同時に今が現れる
夥しい数の自分の過去が現れれる
そのままばらばらに現れる。

そして、意識が額にくっついて
そのまま、ばらばら、暗くなる
疎らな意識の奥底で
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