火焔茸/ゴースト(無月野青馬)
 
ける)


千差万別の死の景色
千差万別の詩の景色
海鳴り
山鳴り
老人ホーム
剣岳
諸行無常
盛者必衰
摂理
脳裡
残響
剣の残映
家族の集合画
鉄人だった父親
オランダは理想的だと云う弟、妹
40代の内から遺言しておく兄
家族の肖像
上半身は現世にあって
下半身は冥界に踏み入れている家族の肖像
足から逝く
足から逝く
兄から逝く
カエンタケが卓の真下に置かれた切り株に定着し密生し呼吸していた





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