かっこいい散文/左屋百色
 
13月の土地にかっこいい散文をばら撒いて
14月に収穫するのです。青い羽根が紫に染
まる午前5時15分頃に収穫するのです私。
盾も傘もないけれどかっこいい詩を守るの
です。そして自分の詩と君の詩をよむので
す。影響も受けます。受けますとも。私が
女でも男でもかっこつけたいのです。つけ
ていたいのです。ほのぼのもギャグも難解
も独白もエログロも未詩も詩を書いている
時点でかっこつけているのですから。自己
満足なんてしていません。その証拠に詩を
書き続けているのです私。まだまだ書きま
すよ。次いでにまゆ毛もかきますよ。今日
出かけますから。これから自転車屋さんへ
行くのです。


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