あの街へかえろう/
梅昆布茶
がほしかっただけ
チンピラだって多少の恩儀は感じるもの
ただやさぐれてはいないさ
あの街が俺をまっててくれるかどうかはわからない
まあ口の悪くて気の置けない仲間がいることは確かだ
まあいいさそれは前置きで
でもこの後を描くとたぶん冗長すぎて顰蹙をかうので
予想通りに割愛する
最後にひとこと
もう俺は戦いをえらばない
馬鹿なりに思っているんだ
限りない包摂を
おふくろあんまり心配スンナよな
俺はこんなもんではくたばらないから
戻る
編
削
Point
(11)