ひとめ あなたに/あおば
かりません
あなたの居場所も分かりません
分かったとしても
忘れられていたり
嫌われたりしていてストーカー扱いされるかも知れません
この不明の中で行動を続けなければならないのに
変化はありませんとはとても理解できないのです
自分に直接関係ないことは知る必要もないからと
等閑視しているうちに娑婆が地獄となるのを危惧しながら書きました。
国際宇宙ステーションから眺めた台風28号の大きな渦を見ながら
気象情報は軍事機密だった時代を想起する
定型化していくのを意識するから自由詩を書くのだとも言いたそうなあなたに会えるかな
初出 「あなたにパイを投げる人たち」の即興ゴルコンダ(仮)
http://anapai.com/tanpatsu/goru/
タイトルは、るるりらさん
戻る 編 削 Point(10)