いとしの身体器官/梅昆布茶
 


それは精緻に造形された官能の器官 僕は甘い夢をみている
君かどうかなんて問題じゃあないんだ その器官が好きなんだ

限りなく蠱惑するもの 熱く潤うもの 淫らな小宇宙
僕だけのマスコット 褐色のビスケット 濃厚な味わい

完全なる実在 あなたは何故にそこに在るのか
それは僕がたべるためなんだ もちろんね

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