大分川/朝焼彩茜色
余計な味付けはいらない さっぱりしている
声をかければ自分のことを忘れて 応えてくれる
純粋な優しさ 私はその純粋な優しさを数えて3年になる
まだ方言は喋れない させどそこまで飛びぬけた方言もない
美しい日本語に変わりない
ただ「知心剣」という粋な言葉を得ていない 悔しいけれど
新しい感覚故と承知している
新しいものの青写真に奥行きを 思う存分予想を広げる 翼のように
縁があってここに来ている
県民歴3年
昨夜の大分川沿いの花火を 家の玄関を開けて見ていた
※「知心剣」(しらしんけん)とは一生懸命という意味です。
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