明日の世界にまだぼくはいない。この世界のどこにも ぼくは いない。/創輝
 
それを確実なものだと思い込み。
100年なんて先のことも誓ってしまうのです。

「100年後も一緒にいるよ」なんてずるい言葉。
「100年後、ぼくや君が消えてしまっても、ぼくらの愛し合っていたという過去だけは世界に残そう」っていうべきだ。
100年後を信じ、
明日を信じ、

まだみぬ明日にすがる霊長類

いつか ぼくが捨てたぼくに出会う(再会する)日が来たら
刺されても文句は言いません。
いま、過ぎていくこのぼくも いつか未来のぼくを刺す日が来るかもしれないから。

そんな、不確かな思いやり
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