とりとんだ/松本 涼
 
とり とんだ
おもいたって
くものうえまで



とり はばたいた
どこへいこうか
かんがえながら



とり とびつづけた
きぶんがよくって
どこまでも



とり やすんだ
きにいったえだを
みつけたんだ



とり とんだ
とり とんだ



ぼくのしらない
うみのいろ
かかえて






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