昭和ロボット伝/梅昆布茶
 
こいいと思うんだ

腐った文明に楔打ち込んで そう人間と共存したかったんだ

共産主義の理念はまさに人間ための理想だったが もちいるものが人間という限界があって
かと言って資本主義の末路ももう露呈し始めて 僕はただのロボット

何も人間に対して言える立場にないが せめてひとことふたこと

僕ロボットだけどそのうちロックローラーになりたいと思ってるんだ 内緒だけど
宮沢賢治の詩をロックにのせたいんだけど 最高の童話や詩は 僕にとっては即ROCKなんだにゃー

ねっとりとした戦後という時代を(個人的な感慨ですが)

ロボットのように昭和にもろばれてきた父と母に代わって

まあいいや政治家先生は頑張って 僕もあての無い国の1ロボットとして頑張るから
政治屋達ちゃんと民主主義学んで国つくれよな

でもねでもね
ロボットには選挙権無いんだよね

ありがとね



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