Lake dream/舟詩/東野 遥汰
 
思わない
その目に映る自分を見ないと
僕が生きてるって分からないから


いつも いつも
僕は舟の上に腰掛けて
水面に映る僕を傍目に
君の中に居場所を探してた


そう悩む僕は確かにいると
昔 誰かが言ってたらしいけど
そんな人の目の奥にも
僕の居場所があればいいな


覚めた目が窓を覗いて
映る藍に僕が映りこんでて
誰とも分からぬ小さな影だけ
同じように 笑ってたんだ



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