君の中の花/梅昆布茶
 
分けてほしいんだ
君の身体の恒常性を維持しているのは ひょっとして僕の愛 ちょっと照れるが

僕だってちょっとは学んでゆくさ ダサい男の見本だなんておっかないしょうこ姐さんに言われ続けている 現状打開 国民みなラフマニノフを聴けば心が休まるのになあ
まあいいか

どうせ俺はトラックドライバーでしがない古本屋の店主 でもね君に好きな本を送れるんだ それって最高に素敵だと思うんだ たとえ君が僕に好意を持ってなくともね

太陽は空に半日しかいない 残りの時間は月と繁殖の時間だ 或いは星影のステラなんて
素敵な名曲を女を口説くてだてにつかうやつ等の時間かもしれない

僕は歌う いちお
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