ラフマニノフの夜/
梅昆布茶
遠くしじまを想う 夜がもたらすやすらぎ
優しい眠りの精のおとずれを待つ ラフマニノフの楽の音にのせて
しめやかにさすらう こころのままに
繊細なしろい指を想う 懐かしい夜のかおり
流れる髪を想う 月光を映す小川のよう
いくつの夜を数えたことか もう忘れてしまった
せめてこの心を鎮めて欲しい その旋律で
そしてまた優しいしぐさで抱き締めて欲しいんだ
豊かに深くその夜の翼で
ラフマニノフの調べにのせて
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