日日/
もっぷ
そとはいつくしまれている
陽光は燦燦と花へ草へ
木木はそよぎ梢には小鳥
されどわたしはなみだする
薫風はきっと平等に
いきものの気持ちを運び
かなえることのできる場所へと
いざなっているのに違いない
屋根の下にて風すらも得ず
わたしはわたしのなみだする
だれも知らないちいさな部屋で
わたしはわたしのなみだする
きのうもおとといもそして
あしたも
戻る
編
削
Point
(1)