自由幻想行/梅昆布茶
 
柔らかな春光に制限のない自由をもらう 棘のない世界 風を吸い込む

この世界を命名したものを想う いや名前さえも要らないそのまま感じればいいさ

本当は物事に境界はないのさ 便宜的に物事は区分けされる 言語なんてこの世界のおまけかもしれない

こころだって言葉では言い尽くせないだろう わかったと思ってるだけさ

僕らは答えのない旅をするんだ 答えは君のこころだってわかってるだろ

人の答えは自分の答えにならないし だから曖昧でもいいんだ それが答えだ


共同幻想だっていいんだ優しく生きようや 幸せに真理は要らないんだ
きみのこころこそが真理だから


アンダルシ
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