夢の中/松本 卓也
 
たとして
明日明後日と昨日一昨日は
結局同じ毎日が繰り返された結果なわけで
何をかを祈り笑い積み上げて放り出し
意味を無くし今日を見送った結果に
それぞれがなんとはなしに思い知ればイイ

霧散霧消の輪廻転生に
積み上げた結果に何の意味を付随させるかなんて
背けた視線の先になんぞでも連なれないでいるんでしょう

言葉遊びの先には何も響かない
上っ面を滑る先に想像した現実を夢見て
とりあえずしごいてればいいんじゃないのかい?






























行く末には現実しか存在し得ないとして
生きる様に残した足掻きに何を意味してるの
嗚呼もう今日も吐き出してしまいそうだ
何かしら遺すことが出来ればなんて
しょせんは見果てぬ夢でしかない
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