いつも君だけが正しい。/瓜田タカヤ
 
っぱなしにし、俺は車内で弁当を食べながら
コーヒーを飲み、本を読んだ。

家に着くともう夕方五時半を回っていた。
かみさんらは実家に遊びに行っていたようであった。
カイリはおじゃるまるのテレビをダラダラと見ていた。

居間の畳を四畳高く設置してある板の隙間に、収納の箱が欲しくて
メジャーで測り、丁度良い大きさを探しにカイリと
ダイソーの100円ショップへ行った。

国道のラセラ内駐車場の45度はあるであろう急な傾斜を
のぼり、屋上駐車場へたどり着くと一緒に車降りた。

カイリと一緒に色々探すも、どれも中途半端な大きさの箱で
なかなか見つからない、広大な敷地をテキトーに
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