青年の夜/幸亜
 
あまりに詩(ポエム)を書きたかった
衝動的に 衝動だけでまた頭の中で世界が広がる

自分の空想と現実との大きなギャップが
たくさんの想いを募らせていったけれど
あまりに普通に消化してゆく平均的な僕がいた

オンラインもオフライン(生身のリアル)も
空想は確かにしている

もう夢なんて言葉は口にしなくなったけれど
確かなリアルと戦いたい
その為ポエムを今、僕は書けるだろう

もうどうでも良い事や 嫌な事ばかりが頭に焼きつきはなれない夜は
たくさんの素敵なポエムが浮かんだけれど
「後に残すような言葉でもないか」って 書き残さなかった

嘆く事で気が楽になるのなら 嘆いていたいけれど
ポエムの中でしか 楽にはなれない嘆きもあるから
また僕は ポエムを 詩を

自由なうたを書いていたい
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