私の詩のヴィジュアルの破壊と再生の必要の痛感/もっぷ
にどうすることができただろう
、彼は
すんなり立って
村のほうを
みていた
生きる時間が黄金のようにひかる
彼のすみかである
大きい森の夜
を背景
に
して
***
村野四郎さんの有名な名詩です。
ざっとですがわたしならこう書くだろう、という描き方の一例を置いてみました。
するといかにあまりにつまらないのだろうという事実がみえたんです。
というのか、しばしきょうこの詩を前にしていてふと、そしてやっと気がついたんです。
具体的に手短かにうまくいうことができないのですが(ご覧の通りです)、わたしの詩のヴィジュアルを壊して再生しなくては、とかなり自分に痛く、誓っているところです。
(とても困難を伴う作業だと思います。
(だけれどやらないと。
(村野さんたち愛する先人から学びつつ、より自分に添っていてかつ適したものを。
***
村野さんが最初俳句から文学を志したということは知っています。
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