沈黙/
床
わりとおおげさでもなく
しんみりとしている
今日の天気はどうしても好きになれそうもない
昨日の
嘘を思い出して
一昨日の
罪を心で笑った
暗闇は
暗闇ではなくて
ここでは自己だけが世界を制してる
月の光に照らされると
浮かび上がるふっくらとした手を
そらの彼方に写るきみを
時々愛し懐かしんで
また
光の
美しさをおおきく感じる
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