かみさまの/床
ちいさいころからかみさまにあえるとおもってた
こわいゆめをみたらかみさまにはなして
いつもわたしのそばでまもっていてくれるそんざいだと
かみさまはいないかもしれない
おおきくなったわたしは
いつからかかみさまのことはわすれて
となりのくらすのおとこのことか
きのうでたうえきばちのめにむちゅうで
そう
いつだってこんなかんじ
たいせつなものはいつのまにかたいせつじゃなくなるの
からだになじんできえてしまう
なんだってそんなきがして
すこしさみしいけど
おとなになったわたしはそれでも
かみさまをしんじて
あしたをしんじて
いきてく
かみさまの
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