カモメのこころ/
もっぷ
あしたのわたしへ宛て名を書いて
あした行き切符に切手を貼って
翼持つきみにそらの航路を頼んだら
届くだろうか夢にみる涯まで
続きは全部あしたにまかせて
きょうをおおよそ終える頃
眠る枕の上に被さる
リアルの向こうにうたはある
手伝い買って出てくれた
きみの翼は純白で
帰る故郷を捨ててまで
なにゆえ日本がそんなに良いの
きっと応えないカモメのこころ
わたしにわかるはずもない
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