ぎっくり腰日記/板谷みきょう
 


何度目かの押し問答で
追いつめられ
いじめのような扱いで
退職願の雛形を見せられ
退職願を提出した

一ヵ月後
腰痛は軽減したが
片方の足が痺れるようになり
治療は
二ヶ月を迎える今も続いている 

下層労働者の老いぼれ芸人の実態は
こんなものだと
二〇一三年の正月の早朝
貧しく寒い朝だ
備忘録のように書いている


・・・

無い袖を振れないボクに 君が袖振る年末年始
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