同時多発ツイート連詩【おいしい水を】 こひもともひこ・リミックス/こひもともひこ
左右から刃を突き付けられようとも臆せず。
あるがままに流れ。
形を持ちながら形はなく。
誰の中にも溶け込み。
誰をも蕩かす。
味気ないと思えば味気なく。
おいしいと思えばおいしい。
今朝の目覚めの一杯。
おいしい日本酒を飲んだ。高い酒だ。
水のようにすっきりとした味わいだった。
中国の詩人だったかな。
人と人のまじわりは水のようなものがよいと。
ノブユキのことが思い出される。いつもいつもノブユキだ。
流れ去ってはとどまり流れる川のようだ。
こういう意味じゃないな。
指をのばして確認する
あるがままの仕組みか、
変化する天井か、
真昼へとながれていく時間をう
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