同時多発ツイート連詩【おいしい水を】 こひもともひこ・リミックス/こひもともひこ
 
を別の場所に運ぶ。
どこまでぼくらは運ぶのだろう。
どこまでぼくらは運ばれるのだろう。
だから、
水を運ぶぼくらが、水の運び方を間違えると、
水は別の場所で死んでしまうこともある。
だから、
言葉を運ぶぼくらが、言葉の運び方を間違えると、
言葉は別の場所で死んでしまうこともある。
水を生かすように、
言葉を生かすように、
ぼくらは運ばなければならない。
だから、
ぼくらが間違わずに水を運べば、
水もまた、ぼくらを間違わずに運んでくれるだろう。
ぼくらが生き生きと生きていける場所に。
だから、
ぼくらが間違わずに言葉を運べば、言葉もまた、ぼくらを間違わずに運んでくれ
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