レインボーブリッジを渡る風/
梅昆布茶
イクルが金色に咲き誇って
ミュシャの神秘とアールヌーヴォーと乾いた農場の午後
レインボーブリッジに風は強く吹いている
僕のこころの裂け目をもふきぬけてやがて大気圏を循環するながれになってゆくんだ
空気を震わすグッドバイブレイション
彼女はとてもクールだし
カリフォルニアサンシャインそしてフレッシュエアー
宇宙に気流があるとしたらそれはきっと
無数のこころの隙間をすり抜けて火の鳥になってしまった
風の形見なのかもしれない
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