結婚する君に/梅昆布茶
 
評価云々はおこがましいのですがそれでも
ひとこと言っておきたいと思ってしまうのです

あるひとは手抜きが上手でした仕事においても
けっこうブランクをおいて一緒に仕事をしましたが
なにも変わっていませんでした
というよりもすみずみまで手抜きがさらに行き届いていました

年月から彼がえたものは要領なのでしょう
人間関係にしても要領の通用する相手しか残りません

上司にもいますが客に必要以上の配慮はするなと
前例をつくるとあとの人間がやりにくいから

でも最低限の条件を満たす仕事はとりあえず分数の分母です
その上にのる分子こそが仕事においても新たな価値を生み出す

それ
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