仲秋の夜に/
ぎへいじ
せた時間の境で詩を唄いたい
けれども この月明かりの下ではお前様の裏側を想うことなど出来なくて
しびれた唇で湯を すする様に ただ美しい
としかいえない自分が残念でしょうがないのです
それでも
また 最初から いろんな方々から 言葉を貸していただきながら 子供が見よう見まねで服を着る様に…
とにかく
今夜は お前様に会えて良かった
ただそれだけを伝えたくて待っていたのです
風が雲を運んで来ましたね
明日は雨です
戻る
編
削
Point
(17)