ドリーム/番田 
 

詩を書いた
日々は 虚しすぎた
この金で北へ行くことが出来たなら
埃がかった 電車で


夢中になれることはないとわかっていた
もう 僕は
失業したかった
歌うこと以外の行為から


夜空に浮かんでいる 夢が
君には見えるだろうか
死ぬまでに
やりたいことが あるはずだった

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