ドリーム/
番田
詩を書いた
日々は 虚しすぎた
この金で北へ行くことが出来たなら
埃がかった 電車で
夢中になれることはないとわかっていた
もう 僕は
失業したかった
歌うこと以外の行為から
夜空に浮かんでいる 夢が
君には見えるだろうか
死ぬまでに
やりたいことが あるはずだった
戻る
編
削
Point
(3)