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1本目
酔った頭で考える
「我々は一体何者で、どこから来て、どこへ行くのか?」
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巨大な空白が私を埋め尽くす
ここは荒野か?
否、人間の土地だ 人間が耕すべき土地だ
時に嵐が吹き荒れ、略奪が起こり、誰かが嘘の種を蒔いたとしても
ここは人間の土地なのだ
私はここに木を植え、その1本1本に名前を付けよう
ネーム・プレートを下げた木々が小学生のように目まぐるしく変貌していく様を、私は見届けよう
2本目
疼痛のする頭で考える
「なぜ私は木を植えなければならないのか?」
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そこにはワーク・ソングが流れ、ご婦人方や農夫たちが冴えな
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