水の時/
月乃助
あいつらの 嘲りの叫び
ちがう ちがう
ちがう
ちがう ちくしょう ちくしょう ちくし・・・
乾いたコンクリ‐トに 叩きつけられるにぶい音、
その 拉げた体から また 水が湧き出てくる
それは、すぐにあたりまえのように
学校をみたしてしまう
水の学校が、くり返される
悲しい 水の時 水の時代
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