片隅から/木の若芽
足は走るため歩くためだけでなく
今は飛び上がるために使い
背中には鍛え上げられた翼をつけてあげましょう
もうたくましい翼が輝くように広がっている
わたしをそこに軽がる乗せて
近くにいても いつも遠くて
囲まれていても ひとりだった
わかるのは半分以下だった
心はもうひとつの方に吸い寄せられ
大きく大きくなっていった
縛られているように感じるのは間違い
あなたがそうしていないなら
つないでくれていると感じたらいい
あなたにそうしてほしいから
夜のジャズバー
人々の会話は自由に飛びかって
わたしの耳に入る言葉のはしばしに
わたしはわたしであることを
あなたのように感じる
ここに
出会って別れて 通り過ぎてぶつかって
たくさんの瞬間
くりかえす違ったドラマ 絶えないプレイ
その片隅
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