朝露に濡れたような肌艶に程遠く/komasen333
の賞味期限なんて知れてるからさ
「すばらしい」とか「美しい」とか
「くだらない」とか「醜い」とか
世界は
一時だけをさらっとなぞって
賞賛したり罵倒したがちなものだけれど
本当にすばらしいかどうかは
本当にくだらないかどうかは
自分で分析して
自分で評価して
自分で省察して
自分で反映して
いくことでしか見えてこない
なんてめんどくさい構造なんでしょう
なんてかったるい共同なんでしょう
だからこそ
「すばらしい」や「美しい」が
崇高であり続けるんだろうけれど
割り切れるたくましさには程遠くて
諦観にも近い沈着には中々馴染めなくて
憤り、戸惑い、憂い、虚無
そのまま入力から出力へ
だだ漏れするようなあり様だけれど
続けていれば
何かいいことも多々あるだろう
同じ分だけ多々悪いこともあるだろう
不器用を理由に 逃げるくらいならば
不器用を口実に 開き直って活かして
生きたいな
生きていきたいな
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