朝露に濡れたような肌艶に程遠く/komasen333
 
ゃないよ」と傍観者気取る
どんなに涼しげに応じても
どんなにスマートに否定しても 
紛れもなく「ボクの人生」だっていうのにね

夜の吐息 
忘れられるはずのない幾多の甘いト書
朝靄の飛沫
針先さえも緩急と戯れていたような
延々のため息
途切れることなど決してないんだろう
永遠の息吹
それでも麗しい何かや誰かは次々と

いいかい、世界  
今、ここで誓ってみせるよ
改めて言うことでもないけど
言っておかないことには 
三日坊主まっしぐらだからさ
言っておいたところで 
三日坊主にならないとは限らないけど
自分に、周囲に
「本気」だっていう
プレッシャーを
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