trill drill girl/しもつき七
、ピンクよりメタリックの、拾い上げた、息絶えた先輩の眼鏡はつよくて、わたしの裸眼をいじめた
みんな死にがちで困る、でももしかしたら教室ではいつも通り授業をやっているかもしれないから、リボンほどいて、シャツきないで、スカートはかないで、突入したら、見られちゃうかな、わたしが黒幕だってこと、きっとばれちゃう、血を吐いて、やばいのに寄生された先輩はいつもよりかっこうよかった、トルネード、ドリル、
そしてチャイムが鳴って、もういちどねむりを抱きしめたわたしは、煩悩ゼロ子ちゃんという名の、透明人間になって、だれにもみえない、はずだったのにまた戦ってる、ガスマスク搭載の、赤外線センサー感知
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