2012/6/17/鎖骨
 
ないような胼胝が出来て
痩せたように細く少し古ぼけてくすんでしまって
もう誰にも知ってもらえない見えてもらえない触れてもらえないあの頃のわたし(ぼく)の
指 指 指 声 身体
働いてお金を貰わなきゃ
お金と比べれば無垢性なんてつまらないもの




夜はいつだって重くて
でもその重みで明日を潰しきってはくれない
馬鹿みたい
どうしてまた繰り返さなきゃならないの?




あらゆる扉という扉を壊して周りたい
あの人に手をひかれて
夢の中で









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