新しいは、神々しいは、まやかし/komasen333
 
一つの語には
集約できていないという事実です

その辺を認識せずに
「本質、本質」といったところで
本質は出てきませんよ
出てくるものも
進んで引っ込んでいきますよ 
そのまま陽だまりに出ようものなら
わけのわかんない本質とは
呼べないような「本質」として
「これこそ、本質」と
賞賛されるわけですから

大方は
本質と「本質」の差異の判別に
重点を置き始めていますが
相変わらずなのは
その評価眼やらを
自己認識の独りよがりで済ませるか
モダンの置き土産同然の権威主義に
なんだかんだ
ブツブツ言いながら
まだまだ依存させていく気満々で
済ませようとしているんですから

皆無です
努々なんて無縁の状況で
磐石を誇ろうとしているんです
流動的な体を掲げた
なんとも悪習的かつ固定的な土壌で
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