日々/ねことら
わたしの 目が
みたいもの
しんじて あげられなかった
ここには 春ばかり
うつりこんで
いつも そう
青くこわばって
折れそうなまま
目覚めて しまう
入り口は 先に揺れて
淡い ゆめみたいに
きみがなんども
わたしの からだから
ぬけでた
単純な 死
荘厳な 死
まぜた唾液は くちうらに
こべりつく
きもちいい きみを
しめころしたく なる
かなしい ことは
かなしいまま ほぞんする
あいしているから
かなしいんだ
それが あいなら
マクドナルドの油のにおい
だきごこちがいい と
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