日々/ねことら
 





わたしの 目が 
みたいもの 
しんじて あげられなかった
ここには 春ばかり 
うつりこんで
いつも そう
青くこわばって
折れそうなまま
目覚めて しまう
入り口は 先に揺れて
淡い ゆめみたいに




きみがなんども
わたしの からだから
ぬけでた
単純な 死
荘厳な 死
まぜた唾液は くちうらに
こべりつく 
きもちいい きみを
しめころしたく なる
かなしい ことは
かなしいまま ほぞんする
あいしているから
かなしいんだ
それが あいなら




マクドナルドの油のにおい
だきごこちがいい と

[次のページ]
戻る   Point(9)