うみねこが待ってる。/ブロッコリーマン
は知らなかった。知らないからこそこうしてくだらないことをしゃべることこそできるというものであろう。諸兄とて例外ではない。裁きの日はまもなくだなどと詰まらぬことは言わぬから、さっさと死に装束を纏うといい。そのことに関してアッラーは寛大にして慈悲深い。
そしてあるいは彼は何を思ったかということだ。それはむろん実際には不可知であるが、だからこそ想像のしがいもある。文学とはこのようにして不可知を想像して知った気になるためのものなのだ。失敬。
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