遠いもの/
梅昆布茶
僕たちは遠いものをおいかけるばかものだ
ただしくおだやかにいきていればいいのにそれを破る不穏な生き物だ
知ったように愛を歌い罪をとわないばかものだ
僕の愛は発酵する
饐えたにおいのなかで愛は醸成されてゆくのだね
さまよう魂はいつも遠いものだけを見つめているのかもしれないな
きみの瞳をのぞきたくてね
戻る
編
削
Point
(2)