何十億年後の我々/komasen333
っと守れる
人類をきっと守れる という楽観に陥っていくばかりであろう
また
何が何でも地球を守るべきだ
何が何でも人類を守るべきだ
という
ごり押しがごり押しとも思われぬまま、はためいていくことになるだろう
さすれば
地球は何よりも尊い
人類は何よりも尊い
という
価値化が価値観念とすら認識されぬまま常識の一つとして染み込んでいくのだろう
その果ては
地球こそがすべての根源なのだから
人類こそがすべての根源なのだから という無難の帰結にほかならない
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