blueウインド/梅昆布茶
 
ベックのギターが朝を切り裂く

僕のともだちは紛れも無く愛

粉飾されない穏やかなもの


孤塁はもういいのだね

一人じゃないし


すべてを知ることはできないけれども

すべてを許すことはぼくにだってできるんんだってわかった


大っきらいな奴は今のところいないし

すべてはまわってゆく


言葉はニュアンスをのせて漂ってゆく

あなたと私と君と僕との間をね


漂流する世界のなかで自分をとう

僕も罪人の一人かってね


ちょっとやすもうや先は長いし短くもあるが

素敵にしような


せめてもの慰めにね

大好きなトルーマンカポーティのように

遠い声遠い部屋の中で






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