わたし/
木屋 亞万
いい
だれだって うんこする
だれだって へをこく
だれだって
きたない よわい くさい
まぼろしをほんとうのようにつたえるものを
たやすくしんじないほうがいいかもしれないね
そう
ひとりぼっちになったとき
おそれるべきはこどくではない
わたしはわたしをいちばんにしんようすべきで
わたしはわたしいがいのすべてをしろうとするべきなのだ
わたしだけ から
ぬけだすために
わたしではないわたしをしるひつようがある
そう
たぶん
あなたのような
ね
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